田中碧、プレミア初アシスト&ファン投票MOM独占の活躍にBBCも絶賛「間違いなくピッチ上で最高の選手だった」

サッカー

今季プレミアリーグ初スタメンとなったリーズの田中碧が、結果でその起用に応えた。ブライトン戦でアシストを記録し、ファン投票のマンオブザマッチを圧倒的な得票率で独占。地元BBCまで「キャリア最高のシーズンになりうる」と太鼓判を押す活躍を見せている。

14 (@only14T) on X
Emperor Ao Tanaka vs Brighton 👑●Assist●Man of the Match#サッカー日本代表

15分のアシストと、惜しかった50分のヘディング

試合は9月5日、プレミアリーグ第3節ブライトン対リーズ。ブライトンの三笘薫は負傷でメンバー外となる中、リーズの田中碧はこの試合で今季プレミアリーグ初スタメンを飾った。

均衡が破れたのは15分。右サイドからのクロスにドミニク・カルヴァートルーウィンが頭で合わせるとブライトンGKが好セーブを見せたが、こぼれ球に反応したのが田中だった。素早く中央へ折り返すと、最後はジェイデン・ボーグルが押し込みリーズが先制する。田中自身も攻撃に絡み続け、50分にはアントン・シュタッハのFKに合わせてゴールかと思われるヘディングを決めたが、判定はオフサイド。71分にブライトンに追いつかれ、田中は73分にハリー・ウィルソンと交代してピッチを退いたが、試合はそのまま1-1のドローで終了した。

ファン投票で圧倒的MOM「2位に大差」

試合後、リーズの公式ファン投票で田中はマンオブザマッチに選出された。得票率はなんと63%。2位はわずか9%、この試合でゴールを決めた選手ですら7%にとどまっており、他を大きく引き離す独占的な支持だった。

BBCが伝えた「間違いなく最高の選手だった」

この活躍に地元BBCも高く評価するコメントを寄せている。

「この日本代表選手は、間違いなくピッチ上で最高の選手だった。田中の粘り強さと持久力がリーズにさらなる攻撃の選択肢をもたらした。27歳の彼はリーズファンから人気がある。アウェイスタンドで彼の名前が入ったユニフォームを着ているサポーターの数がそれを証明していた。もしこのパフォーマンスを続けられれば、ファルケ監督が彼を控えに降格させるのは不可能になるはずだ」

ダニエル・ファルケ監督自身も試合後、田中を名指しで評価した。「ボール扱いが勇敢。単なる戦士ではなく、勇敢な選手たちが欲しかった」。なお、対戦相手ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督も試合前会見で、警戒すべき選手の一人として田中の名を挙げていたという。

地元紙が読み解く「8.4km」の意味

地元メディア「Leeds Live」が伝えたデータも興味深い。田中はこの試合で挑んだ4度のデュエルすべてに勝利し、成功率100%はリーズの選手で田中ただ一人。一方で走行距離は8.4kmとスタメンの中では4番目に低い数値だったという。だが同紙はこれを「怠慢」ではなく、「試合の流れを賢く読み取っていたことを裏付けるデータ」と評価している。技術力の高さに定評がある一方でプレー判断に課題があるとされてきた田中にとって、この一戦はその課題克服に向けた確かな前進を示すものだったといえる。

2024年加入から積み上げてきた成長物語

田中は2022年W杯、優勝候補スペイン相手に決勝ゴールを記録した実績を持つ日本代表MF。2024年からプレーするリーズでは、もともとの高い技術力に加えて、フィジカル面での逞しさを年々増している。今回のブライトン戦での躍動は、まさにその成長が結実した結果と言える。次節はEFLカップ(カラバオカップ)3回戦のチェルシー戦を挟み、9月14日にホームでニューカッスルと対戦する予定。ファルケ監督のもとでレギュラーの座を掴めるか、今後の起用にも注目が集まる。

ファンの反応

  • 「Emperor Ao Tanaka vs Brighton Assist Man of the Match」(リーズサポーターの投稿。アシストとMOM獲得を並べて称え、まるで王のような活躍だったと表現している)
  • 「田中は4度のデュエルすべてに勝利したが、成功率100%を記録したのはリーズで彼だけ」(Leeds Live)――守備面での貢献の大きさを数字で裏付ける評価
  • 「この日本代表選手は、間違いなくピッチ上で最高の選手だった」(BBC)――試合を通してMVP級の存在感だったという最大級の評価
  • 「ボール扱いが勇敢。単なる戦士ではなく、勇敢な選手たちが欲しかった」(ダニエル・ファルケ監督)――技術と気概を両立した選手として信頼を寄せるコメント
  • ファン投票の得票率63%、2位は9%、ゴールを決めた選手ですら7%――「かなり大差です」という投稿とともに拡散され、田中の活躍がいかに圧倒的だったかを物語る数字として話題に
  • 「上下移動を繰り返すと色が出るって感じなのかな。アシストのシーンとかはやっぱりファンとしてカッコいいと思うけど、最終ラインまで落ちてコントロールしてるとこも好きだけど、本人が点を取りたがってるのもあって前がかりな方が輝いてる印象ではある」(日本人サポーターの投稿)――守備意識と持ち前の得点意欲、どちらの田中も見たいという熱心なファンならではの分析
  • 「英国人『脱帽だ』田中碧、プレミア初アシスト!完全復活で現地リーズサポから称賛殺到」と現地の反応を伝えるまとめも登場するなど、今回の活躍は日本国内のサッカーメディアでも広く取り上げられた
  • アウェイスタンドで田中の名前入りユニフォームを着るサポーターの多さについて触れたBBCの記述は、彼がすでに「一過性の活躍」ではなく地元で愛される存在になっていることを示すエピソードとして注目を集めた

SV編集長:得票率63%という数字を見て思わず二度見しました。派手なゴールでなく、こぼれ球への反応と組み立てで魅せるところが田中碧らしさだと思います。守備でのデュエル100%という地味だけど効く数字にも、リーズの選手層の中での立ち位置の変化を感じます。

関連記事:上田綺世、リール加入4日目の電撃デビューで決勝ヘッド
関連記事:中村敬斗、リヨン移籍が正式決定

▼あわせて読みたい:【2026-27最新】海外組・日本代表の所属クラブ一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました