鈴木彩艶、日本人GK史上初のプレミアデビューにファン興奮「何年もプレミアリーグにいたような貫禄」

サッカー

アストン・ヴィラの日本代表GK鈴木彩艶が、プレミアリーグ第2節アーセナル戦(現地8月31日20:00キックオフ、ヴィラ・パーク)で加入後初のプレミアリーグ先発デビューを飾った。日本人GKとしては史上初のプレミアリーグ出場という記念すべき一戦になった。

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Narrow defeat at Villa Park.

試合はサカの決勝弾でアーセナルが辛勝

試合はヴィラがホームで奮闘するも、59分にリッカルド・カラフィオーリの低いクロスをブカヨ・サカが押し込んだ1点に泣き、0-1でアーセナルに敗れた。アーセナルにとっては5シーズン連続で開幕アウェー戦を無失点で勝利する結果となったが、鈴木にとっては敗戦の中にも「収穫」の多いデビュー戦となった。

鈴木彩艶の活躍内容 ビッグセーブと約55mのロングキック

前半25分には、アーセナルのコーナーキックからデクラン・ライスがヘディングした一撃を好セーブ。試合終盤の74分頃には、抜け出したカイ・ハヴァーツとの1対1をビッグセーブで阻止し、追加点を防いだ。さらに前半29分には自陣から約55m(約60ヤード)のロングキックを左足で正確に味方へ通し、一気に攻撃へ転じる場面を作り、ヴィラ・パークから大きな拍手を浴びた。

試合後の現地メディア採点では、BBCがチーム最高タイとなる「7」を付け、配球力の高さを評価。ファンサイトのAston Villa Reviewも「6」と及第点をつけている。

日本人GK史上初、記録の重み

日本人GKのプレミアリーグ出場は鈴木が史上初とされる。川口能活はポーツマス在籍時も2部止まりでプレミア出場はなく、川島永嗣ら他の日本人GKにもプレミア出場歴はない。鈴木はプレミアリーグに出場した史上20人目の日本人選手であり、GKとしては史上初の快挙となった。加入時にはPSG・ユベントスとの争奪戦を経てアストン・ヴィラが獲得した経緯があり(本ブログでも既報)、正GKエミリアーノ・マルティネスの後継候補としての期待も大きい中でのデビューだった。

ファンの反応 海外からも「まるでベテランのよう」の声

試合後、X(旧Twitter)には国内外から鈴木の活躍を称える声が相次いだ。

  • 解説者アカウントのMister Adexy氏(@MisterAdexy)は「鈴木彩艶は、アストン・ヴィラでデビューするGKにはまるで見えなかった。何年もプレミアリーグにいたような貫禄でプレーしていた。デビューでこの内容は見事だ!彼はマルティネスの完璧な後継者になりうる」と絶賛した。
  • アーセナルサポーターのGoonerOps氏(@N8meg)は敵将ながら「鈴木彩艶は昨夜、ボールを持たせたら規格外だった。ラヤ(アーセナルの正GK)の完璧なライバル、そして長期的な後継者になる逸材だ。プレミアの経験を積んでくれ、次のシーズンは君を獲りに行くからな。ヴィラ、彼を大事に育ててくれよ」と、ライバルチームの選手をユーモアを交えて称賛した。
  • 日本人選手専門の英語メディアJapan Football News(@JapanFootballHQ)は「ゾーン・スズキ——ヴィラの新兵器。プレミアデビューでのスーパーセーブ、そしてこれだ。守備を一瞬で攻撃に変えるレーザーのようなロングボール。このエリート級の配球は今シーズンのアストン・ヴィラに数え切れないほどのチャンスを生み出すかもしれない」と、セーブとロングキックの両方を高く評価した。
  • サッカー観戦情報アカウントの10yu_Footy氏は「鈴木彩艶選手がアストン・ビラでプレミアリーグデビュー。アーセナル戦では約60mのロングパスを味方に通して話題になりました。GKのキック一発で一気にチャンスまで運べるのは、やっぱり大きな武器ですよね!」と、鈴木の配球力に注目した。
  • 日本のファンからは「鈴木彩艶って漢字はなんとなく海外ウケ良さそう」(@Arsenal_diver)という、名前の表記そのものへの反応も。
  • 試合後インタビューの流暢な受け答えにも注目が集まり、「鈴木彩艶、試合後のインタビュー動画でめちゃくちゃ流暢な英語で答えてるけどこれは子供の頃からバイリンガルで成長したのかな」(@Sandon_Fry)という声もあった。
  • 中には「そのうちビッグセーブ連発したらサポーターから『ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!』連呼されるっての流行らんかな?w」というガンダムのネタを交えた茶目っ気のある投稿もあり、鈴木(Suzuki/Zion)の名前にちなんだファンの遊び心もうかがえた。

SV編集長:敵将のアーセナルサポーターまで「彼を大事にしてくれ」と称賛するのは、なかなか見られない光景。日本人GKとして初のプレミア出場という記録の重みに、内容も伴っていたのが今回の一番の収穫だと思います。

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