MLBのトレード期限当日、日本人選手が絡む大型トレードは不成立に終わったが、シカゴでは鈴木誠也が言葉より雄弁な一発で存在感を示した。7試合ぶりとなる19号2ランは、大谷翔平に次ぐ日本人選手2人目となる「4年連続20本塁打」に王手をかける値千金の一発だった。

初回無死一塁、高めの速球を叩いた367フィート弾
舞台は敵地でのドジャース戦。ドジャース先発ジャスティン・ロブレスキーとの対戦で、初回無死一塁の場面が巡ってきた。高めに来たフォーシームを完璧に捉えると、打球速度106.6マイル(約171.6キロ)・飛距離367フィート(約111.9メートル)の豪快な弾道でスタンドへ。7試合ぶりとなる19号は、この日の主導権を握る先制の2ランになった。試合はカブスが10-5で快勝し、ドジャースは4連敗を喫した。
大谷に次ぐ”2人目”の重み — 4年連続20本塁打にリーチ
数字だけ見れば「19号」の一本だが、この本塁打が持つ意味は小さくない。鈴木はこれで今季20本塁打まであと1本に迫り、達成すれば4年連続での大台到達となる。日本人選手でこの水準を継続しているのは、2021年から現在まで6年連続で20本塁打以上を記録している大谷翔平ただ一人。鈴木が今季も届けば、大谷に次いで史上2人目の到達となる。渡米当初は成績の波を指摘されることもあった鈴木だが、シーズンを重ねるごとに”計算できる中軸”としての立ち位置を固めつつある。
同じ日、大谷は2安打も本塁打なしでドジャースは4連敗
一方の大谷翔平はこの試合4打数2安打とヒットは量産したが、本塁打には至らなかった。ドジャースは先発ロブレスキーが本塁打を許す苦しい投球となり、5-10で逆転を許して4連敗。奇しくもこの日はMLBのトレード期限(日本時間8月4日朝7時締切)でもあり、球界全体が移籍話で騒がしい一日だったが、日本人選手が絡む大型トレードは成立しなかった。移籍の噂が飛び交う中、鈴木は移籍ではなく一本のスイングで自分の存在をアピールした形だ。
海外ファンも脱帽 — 反応まとめ
本塁打を伝えたMLB公式(@MLB)の投稿には、海外ファンから多数の反応が寄せられた。
- sofie k.(@latte938)「同僚がツーラン打ってる横で、私は家賃のやりくりで頭がいっぱいだった。本当に気になるのはスイング1回あたりのコスパでしょ」
- @salsbets「ファンタジーの登録メンバーから鈴木を外したばかりだったのに…😥💔」(頭を抱える動画付き)
- sofi(@sofia617_t)「去年球場で同じような一発を生で見たことがあるけど、あのスイングのきれいさは本当にすごい」
- Kevin Durkin(@KevinDurkin14)「彼がトレードに出されると思っていた人がいたなんて信じられない」
- GregCity(@GregCity、認証済みアカウント)「初回無得点に賭けてた人いる?ビビらずチケット見せてみろよ」
- THE Jordy(@JKD12237、認証済みアカウント)「うわ🤯」
- sophia b(@candykiss_k)「結果には敬意を。でも本当のストーリーは、中継には映らない努力の方だ」
- かず@投資家わっしょい(@kazakabu88j)「鈴木誠也、やったー!最高😆!!!」
カブス公式もこの日、恒例の勝利を告げる「W」旗を掲げる動画を投稿し、快勝を素直に喜ぶ声がタイムラインに広がった。
SV編集長:「girl-math-ing my rent」というネットスラング、直訳が難しくて悩みましたが、要は「そんな計算どころじゃなくなる衝撃」というニュアンスで訳しました。地味に見える19号ですが、大谷以外にこのペースを続けている選手がほとんどいないという文脈込みで見ると、じわじわ効いてくる記録だと思います。
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