スクーバル移籍後初登板は好投も黒星、鈴木誠也は22試合連続出塁で自己タイもドジャースまさかの5連敗にファン悲鳴「スクーバルを獲得したのに負けるとか、冗談でしょ」

野球

2年連続サイ・ヤング賞左腕タリク・スクーバルのドジャース移籍後初登板は、好投という言葉では割り切れない結末になった。6回2失点の内容で迎えたマウンドは、味方の拙攻と不運な内野安打に泣かされ、まさかの黒星発進。そしてドジャースはこの日、今季ワーストとなる5連敗を喫した。

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Tarik's Dodger debut in Chicago.

その苦しい試合の中で、カブスの鈴木誠也は四球と適時打で3度出塁し、連続試合出塁を22に伸ばして自己タイ記録に到達。大谷翔平も8戦連続安打を継続するなど、日本人選手の存在感は際立った一戦だった。

スクーバル、移籍後初登板は6回4安打6奪三振2失点も白星つかず

米国時間8月4日(日本時間5日)、敵地カブス戦。8月2日にトレードでドジャース入りしたばかりのスクーバルが移籍後初登板・初先発のマウンドに上がった。初回・2回は3者凡退でクロー・アームストロングを見逃し三振、鈴木誠也を中飛に打ち取るなど完璧な立ち上がり。しかし3回にスワンソンにソロ本塁打を浴びて同点にされると、試合が動いた6回にリズムを崩す。先頭の鈴木誠也に四球を与えると、後続の打球処理でチームがミスを重ね、さらにホーナーの一、二塁間を抜けそうで抜けない不運な内野安打で勝ち越しを許した。ロバーツ監督がベンチから飛び出し塁審に確認する場面もあったが判定は覆らず、最終的に6回4安打6奪三振2失点、85球で降板。今季6敗目を喫した。

試合後、ロバーツ監督は早めの降板について「毎回、無理させるつもりはない」と説明。電撃移籍直後であることに加え、スクーバルが過去に左肘の手術歴を持つことを踏まえた慎重采配だったといい、本人も「いつも(その判断を)支持する」と納得のコメントを残した。移籍加入の熱狂の中で迎えた初登板は、内容自体は十分に及第点だっただけに、白星がつかなかった巡り合わせの悪さが際立つ形になった。

鈴木誠也、22試合連続出塁で自己タイ記録 スクーバルから四球選ぶ集中力

その裏で、この試合の主役の一人になったのが鈴木誠也だった。「2番・右翼」で出場した鈴木は、第1打席こそ中堅パヘスの好プレーに阻まれ中飛に倒れたが、3回2死一塁の好機ではクロー・アームストロングの盗塁で拡大したチャンスを活かし、フルカウントから高めに外れるツーシームを見極めて四球を選択。さらに勝ち越し後の7回にも適時打を放ち、この試合で3出塁・1打点を記録した。

この結果、鈴木の連続試合出塁は22に伸長。これは鈴木自身が2025年8〜9月に記録した自己最長記録に並ぶもので、シーズン成績も96試合出場で打率.273、19本塁打、63打点、OPS.846と安定した数字を積み上げている。ちなみに日本生まれのメジャーリーガーとしての連続試合出塁の最長記録は、2025〜2026年にまたがって大谷翔平が樹立した53試合。鈴木の22試合はそこには及ばないものの、大型補強直後の相手先発をじっくり見極めて出塁を重ねる勝負強さは、地区首位争いを続けるカブスにとって欠かせない存在であることを改めて示した内容だった。

大谷翔平は8戦連続安打を継続、それでもチームは沈黙

「1番・指名打者」で出場した大谷翔平は4打数1安打。6回表の第4打席では、追い込まれてから高めのカッターに詰まりながらも技ありのレフト前ヒットで出塁し、8試合連続安打とした。個人としては引き続き高い打率をキープしているが、チーム全体では2回にカイル・タッカーの先制ソロ本塁打(今季10号、逆方向の左中間スタンドへ)以降、まったく得点を奪えず沈黙。大谷個人の好調さとチームの深刻な不振が同居する、なんとも歯がゆい一戦になった。

ドジャース、今季ワーストの5連敗 打線とブルペンの噛み合わなさが浮き彫りに

チームはこの敗戦で今季ワーストとなる5連敗。スタメン9人中6人がノーヒットに終わるなど、大型補強直後の投手陣を援護しきれない打線の深刻さが浮き彫りになった。MLBトレード期限でスクーバルという看板投手を獲得したばかりのタイミングでの連敗は、ファンの間でも「なぜここで勝てない」という戸惑いと、「まだチームとして噛み合っていないだけ」という様子見の声の両方が広がっている。プレーオフを見据えたロースター整備は順調に進んでいるだけに、目先の勝敗にどう歯止めをかけるかが今後数試合の焦点になりそうだ。

ファンの反応

  • 「スクーバルが投げれば自動的に勝てると思ってたのに」(Njordさん、認証済みアカウント)
  • 「ドジャースはいつ勝つの?カレンダーに印つけときたい」(ファンの投稿より)
  • 「打線はひどいし、ブルペンは大惨事。5連敗おめでとう(皮肉)」(Emily Huangさん、認証済みアカウント)
  • 「スクーバルを獲得したのに負けるとか、冗談でしょ」(Sponge who loves baseballさん、認証済みアカウント)
  • 「トレード期限でもう一人打者を獲得すべきだった。ムーキーはもう不振を抜けてるのに」(Angeleno Dodgersさん、認証済みアカウント)
  • 「ロバーツさんも5連敗はもう選手を信じた結果ズタボロにされてるから、明日は何かテコ入れしてくれないか?その結果どうなろうと、何か変えようとしてる姿勢が見たいんだよ」(DAICHIさん、日本語アカウント)
  • 「ドジャース5連敗…打線やら何やら色々噛み合いませんね。スタメン9人中6人ノーヒットじゃなかなか厳しい。スクーバルさんも大きな戦力になりそうなのはですね」(たみさん、日本語アカウント)
  • 「イエス!カブスがまた大量得点、Go Cubs Go!!」(Ron Strykerさん、認証済みアカウント)
  • 「複雑な心境のブリュワーズファンが、スクーバルを打ち崩す様子を見てる(笑)」(Ross Heartさん、認証済みアカウント)
  • ESPNの速報見出しも「好投も黒星に終わったスクーバルのドジャースデビュー(Skubal takes loss despite effective Dodgers debut)」と、内容と結果のギャップを端的に伝えた

SV編集長:大型補強の初登板が黒星というのは皮肉が効きすぎていて、正直Xの反応を追っていて笑ってしまいました。ただ内容自体は6回2失点と十分及第点で、鈴木誠也が根気強く四球を選んだ集中力も含め、悪い野球ではなかったのが救いです。次の登板でどう帳尻を合わせるか楽しみにしています。

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