投手としての復帰を目指すドジャースの大谷翔平投手が、25日(日本時間26日)に予定していたブルペン投球を見送った。

前回のブルペン後に膝の状態がわずかに後退、慎重に再延期
大谷は7月22日(日本時間23日)、2週間ぶりとなるブルペン投球を行い、スイーパーを含む全球種を投げる31球をこなしていた。しかしロバーツ監督によれば、その後に「今週初めのフィラデルフィアでのブルペン投球後、膝の状態に少し後退が見られた」とのことで、同じ状態を繰り返さないよう、25日に予定していた次のブルペン投球を見送る判断となった。監督は「単に100%の状態と感じなかった」と説明しており、深刻な悪化というより、慎重を期した一時的な先送りという位置づけだ。
ロバーツ監督「彼と我々、双方が100%の確信を持てるまで」
ロバーツ監督は今回の判断について「彼自身が100%の確信を持てるまで、そして我々も100%確信できるまでは先に進まない」と明言した。次のブルペン投球の時期についても「すべてが流動的で、何が最善かを模索している段階」と述べるにとどめ、明確な日程は示していない。ただし一方で、8月中の投手復帰という大枠の見通し自体は崩れていないとされ、打撃面についても影響は出ていないとの見解が示されている。二刀流での復帰を急ぐあまり無理をさせない、というチームの一貫した慎重路線がうかがえるコメントだ。
ワールドシリーズ連覇のシーズン、無理をしない選択の重み
大谷は今季、投手としての実戦復帰に向けたリハビリを段階的に進めてきたが、今回のように一歩進んでは足踏みするという展開はこれが初めてではない。連覇のかかるドジャースにとって、大谷が投手として戦列に戻ることは大きな戦力アップになるのは間違いないが、それ以上に大谷自身が万全な状態で長くプレーし続けられることの方が重要だという価値観が、球団側のコメントの端々からも読み取れる。ペナントレースの終盤からポストシーズンにかけて状態を上げていくロードマップを描いているとすれば、この時期の一時的な足踏みは想定の範囲内とも言えるだろう。
ファンの反応「焦らず先送りでいい」「打者としての活躍の方が重要」
- 「別にそれで全く問題ないよ。他の雑音に気を取られずにDHに専念してもらって」——投手復帰そのものを急がなくてよいという冷静な受け止め
- 「彼には投手としてよりも打者としての活躍の方が遥かに重要なんだよね」——チームの主砲としての貢献を優先してほしいという声
- 「一喜一憂しすぎるのは良くない。9月までは本格的な復帰計画なんて焦らず先送りしておけばいいんだよ」——長いシーズンを見据えた冷静な視点
- 「予定していたブルペン投球を1回スキップしただけで、なんで今後2ヶ月登板なしになるんだよ」——一部報道の見出しが実態より大きく伝わっていることへの違和感の声
反応の傾向として、膝の状態そのものを過度に心配する声よりも、「無理に急がせる必要はない」「打者としての活躍を優先してほしい」という、大谷の負担を気遣う声が目立った。1度のブルペン投球見送りという事実以上に不安を煽るような報道の伝わり方に、むしろ違和感を示すファンもおり、全体としては冷静に受け止められている印象だ。
今後の焦点
次のブルペン投球の時期は未定だが、8月中の投手復帰という目標自体は維持されている。打撃面への影響が出ていない点はポジティブな材料であり、焦らず段階を踏んでいく現在の方針が、シーズン終盤にどう結実するか注目したい。
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