フランス代表の指揮官交代に向けた動きが、W杯準決勝敗退のタイミングで一気に加速している。後任として名前が挙がるのは、母国のレジェンド、ジネディーヌ・ジダン氏だ。一つの時代の終わりと、新時代の始まりが重なろうとしている。

W杯敗退直後に加速した後任人事
移籍・人事情報の第一人者ファブリツィオ・ロマーノ氏(Tier1)は7月15日、「フランスサッカー連盟は、W杯終了後にジダン氏とすべての正式契約書にサインする計画」と報じた。同日行われた準決勝でフランスはスペインに0-2で敗れ大会を去っており、まさに新旧交代の節目となった。デシャン監督は今大会限りでの退任が見込まれ、長期政権の後を継ぐ形でジダン氏が座る流れが濃厚だ。W杯敗退という結果が、かねて噂されていた交代を現実のものにした格好である。
8ヶ月間フランス一筋、そしてレアルでの圧倒的実績
この就任が現実味を持つのは、ジダン氏の一貫した姿勢にある。彼はこの8ヶ月間、他のどんなオファーも検討せず、フランス代表の指揮官職だけを望んでいたという。ビッグクラブからの誘いを断ってまで母国代表を待ち続けた、その本気度がうかがえる。加えて指導者としての実績も申し分ない。レアル・マドリーでチャンピオンズリーグ3連覇という前人未到の偉業を成し遂げており、スター選手を束ねるマネジメント能力は実証済みだ。「タレント揃いの今のフランス代表を託すのに、これ以上ない人選」というファンの期待も頷ける。
現役の記憶と、母国に還元される経験
ジダンは現役時代、1998年の自国開催W杯でフランスを初優勝に導いた立役者でもある。世界最高のプレーメーカーとして頂点を極めた男が、指導者として再び母国代表に戻ってくる——この物語性そのものが、フランス国民にとって特別な意味を持つ。選手として、そして監督として世界の頂点を知る人物が率いるチームが、どんなサッカーを見せるのか。攻撃的なタレントを最大限に生かす采配への期待は高い。
長期政権デシャンからの、円満なバトンタッチ
退任が見込まれるデシャン監督は、2018年のW杯優勝を含め長きにわたりフランス代表を率いた名将だ。決して失敗しての退任ではなく、一つの長期政権を全うしての世代交代という点で、この交代は円満なバトンタッチと言える。安定した土台を築いた指揮官から、攻撃的なタレントを操るジダンへ——引き継ぐ選手層が充実しているだけに、新監督は「立て直し」ではなく「さらなる上積み」を求められる幸福な船出になりそうだ。
Xで広がったファンの反応
- 「ついにジダン監督がフランス代表へ。レジェンドが代表を率いる姿、今から楽しみすぎる!」
- 「ジズーの夢がついに叶う。レアルで見せた通り、彼はスターを統率するマネジメントの達人だ」
- 「もしジダンがフランスにW杯をもたらしたら、史上最高の監督候補に名前が挙がる」
- 「たった一つのサインで、新時代が始まる。フランスサッカーはこれから大きく変わろうとしている」
現役時代に世界最高のプレーメーカーとして君臨し、指導者としてもCL3連覇を成し遂げたジダン氏。母国代表の指揮官としてどんなサッカーを見せるのか、次のサイクルへの期待がさっそく膨らんでいる。
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