W杯準決勝で、アルゼンチンが後半に1点を追う展開からわずか7分間で逆転し、イングランドを2-1で下して2大会連続の決勝進出を決めた。終盤の集中力の高さが、そのまま明暗を分けた一戦だった。
試合を決めた、終盤の劇的な7分間
アトランタで行われた一戦は、後半10分にアンソニー・ゴードンの得点でイングランドが先制。しかしアルゼンチンは後半40分、メッシのパスを受けたエンソ・フェルナンデスがミドルシュートで同点に追いつくと、その約7分後の後半アディショナルタイムに、途中出場のラウタロ・マルティネスがメッシの正確なクロスをヘディングで叩き込んで逆転。試合をそのまま締めくくった。ビハインドの展開から、わずかな時間で試合をひっくり返し切る——これぞ王者の勝ち方だった。
ゴールなしでもMOTM——メッシの「2アシスト」が示した凄み
この日のメッシは、ゴールこそなかった。それでも同点弾・決勝弾の両方に絡む2アシストの活躍で、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されている。得点者でなくても試合の勝敗を左右できる——それが今のメッシの立ち位置だ。かつては自らゴールを量産するスタイルだったが、キャリアの円熟とともに、味方を生かして勝たせる司令塔へと変化している。年齢を重ねてもなお、形を変えてチームの中心であり続けるあたりに、彼の非凡さがある。
競技の枠を超えた熱狂
ESPN・NBC Sportsによれば、この試合はアメリカンフットボールのトム・ブレイディやパトリック・マホームズら他競技のスター選手たちもSNSで反応するほどの盛り上がりを見せた。サッカーの枠を超えて、他分野のトップアスリートまでもが注目するというのは、メッシとアルゼンチンが持つ求心力の大きさを物語る。北中米開催のW杯とあってアメリカ国内の関心も高く、この劇的な勝利は大会全体の話題をさらに押し上げた。
史上初のカードで迎える決勝
決勝は7月19日、スペインとの対戦が決まっている。FIFAランキング1位のスペインと2位のアルゼンチンという顔合わせは史上初で、まさに世界の頂点を決めるにふさわしい一戦だ。連覇を狙うアルゼンチンにとっては、この上ない相手との大一番となる。
2連覇という、半世紀ぶりの偉業へ
もしアルゼンチンが決勝を制すれば、1958・62年のブラジル以来となるW杯2連覇という歴史的偉業が達成される。連覇がこれほど長く途絶えているのは、それがいかに難しいかの証明でもある。メッシという絶対的なエースを擁し、終盤の勝負強さも備えた今のアルゼンチンには、その難事に挑む資格が十分にある。半世紀を超える壁を破れるか、世界が注目する。
Xで広がったファンの反応
- 「ラウタロが出てきた時のアルゼンチン、最強すぎる」「メッシも神だけど、ラウタロも神すぎる」
- 「アルゼンチンえぐっ……試合終盤の強さがすごい」「しぶとさと勝利への執着がえぐすぎる」
- 海外ファンからも「鳥肌が止まらない」「アルゼンチンサポーターの歓声がすごすぎる」といった声
連覇がかかる決勝は、1958・62年のブラジル以来となる大会2連覇のかかる大一番。ここまで見せてきた終盤の勝負強さが決勝でも発揮されるのか、世界中の注目が集まる。
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