あれだけ「HERE WE GO」で盛り上がったばかりなのに、まさかの土壇場ドンデン返し。日本代表GK鈴木彩艶(パルマ)のパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が、契約直前で破談になったことが判明した。

5日間の口約束→パリでのメディカルまで用意されていたのに破談
移籍情報の第一人者ファブリツィオ・ロマーノ氏(Tier1)が現地時間8月15日深夜、自身のXで「PSGサイドが鈴木彩艶の移籍破談を認めた」と速報した。ロマーノ氏によると、5日間にわたり口頭合意(Verbal agreement)が成立しており、移籍金3500万ユーロ(約64億円)のパッケージで大筋固まっていたという。さらに、この日にはパリでのメディカルチェックのため、鈴木をパルマからパリへ運ぶプライベート機まで用意されていたと明かしている。
ここまで話が進んでいながら「deal called OFF」(取引は中止)という結末になったのは、フランスのスポーツ紙記者ファブリス・オーキンス氏の情報として、「選手側の代理人陣営と契約手数料を巡る問題」が原因とロマーノ氏は説明している。日本のスポーツメディア各紙(サッカーキング・theWORLD・DAZN News・RONSPO)も追随して報じており、代理人が要求した手数料が約9億円規模に達し、PSG幹部がこれに激怒して交渉から撤退したと伝えている。
実はこの移籍、8月11日にはロマーノ氏自身が「HERE WE GO」の確定サインとともに「PSGとパルマがクラブ間合意に達した」と報じていた案件(本ブログでも既報)。そこからわずか5日で、契約書にサインする一歩手前だったはずの話がゼロに戻ってしまった格好だ。
なぜユベントスへのレンタルの話も同時に消えたのか
今回の破談が厄介なのは、PSG本体だけでなくユベントスへのレンタル移籍プランも巻き込んでいた点だ。当初の構想は「PSGへ完全移籍した上で、当面の出場機会確保のため1年間ユベントスへレンタル」というものだった。ところが、PSGのルイス・エンリケ監督が「レンタルに出さずチームに残したい」という意向を示したことでユベントス側との調整が難航し、早期に今シーズンの正GKを固めたいユベントスが業を煮やしていたという経緯も伝えられている。そこに追い打ちをかけるように今回の代理人手数料トラブルが発生し、PSG移籍そのものが白紙に戻ってしまった。
即座に動いたアストン・ヴィラ、鍵を握るのはエミリアーノ・マルティネス
破談からわずか数時間後、早くも次の展開が動き出している。ロマーノ氏は追加で「アストン・ヴィラがすでにパルマに正式にアプローチした」「PSGと同水準の3500万ユーロパッケージ・長期契約でまとめる用意がある」と速報。さらに数時間後の続報では「ユベントスとディブ・マルティネス(アストン・ヴィラの正GKエミリアーノ・マルティネスの愛称)の話し合いは、今日の電話会談を経てもまだ進展段階には至っていない」「ディブはW杯期間中に身体的な問題を抱えており、ユベントスは他のGK候補も検討中」「その一方でアストン・ヴィラは鈴木彩艶との交渉を着実に進めている」と伝えた。
つまり、アストン・ヴィラが鈴木の獲得に本腰を入れられるかどうかは、現在の正GKであるマルティネスがユベントスへ放出できるかどうかにかかっているという構図。マルティネスの移籍が進めば鈴木にとってプレミアリーグで正GKの座を争えるチャンスが生まれる一方、マルティネスがヴィラに残留した場合は控え扱いになる可能性もあり、まだ流動的な状況だ。
ファンの反応
突然の破談&新展開に、Xでは日本語・英語圏を問わず驚きと賛否の声が広がっている。
- 「At this point, you’re misleading, you reported this a done deal some weeks ago.」(もうこの段階だと誤解を招くよ、数週間前には決定事項として報じてたじゃないか)——FCB_Messi X Yamalさん(126K表示)、8/11の「HERE WE GO」報道との食い違いを指摘
- 「Fab with another FAILED Here We Go… You are losing your trademark」(ロマーノまた”Here We Go”を外したのか…もう決め台詞の信頼が揺らいでるぞ)——Kufre_Abasiさん
- 「That’s unfortunate, I was really looking forward to seeing him at PSG」(残念だ、PSGでのプレーを本当に楽しみにしていたのに)——Swapped.comさん(涙を流す子猫のミーム画像付き)
- 「Is it just me, or is Martinez doing the Michael Jackson Thriller dance in that pic」(自分だけ?あの写真のマルティネス、マイケル・ジャクソンの『スリラー』のダンスに見えるんだけど)——GoTeamMangoさん、話題の渦中にいるマルティネスの写真をネタに一言
- 「Waved goodbye to the fans going on 2 years ago and still hasn’t found a move」(2年前からファンに別れを告げているのに、いまだに移籍先が決まっていない)——Ibraheemさん(15K表示)、なかなか移籍が決まらないマルティネスの状況を皮肉る
- 「Villa moving on to Zion Suzuki after Dibu’s body started filing for retirement at the World Cup is pure football.」(ディブの体がW杯で”引退届”を出し始めた途端、ヴィラが鈴木彩艶に乗り換えるとか、これぞサッカーだね)——VeloBet Chelseaさん(5.4K表示)
- 「てゆか、アストンヴィラの方が良くね。」——mukkuさん
- 「ユベントスローン破談からのPSG移籍すら破断で何が起こってるんだと思ったらPSGと同じ金額でアストンヴィラが彩艶の獲得に本腰入れただと!プレミアで!ヴィラで正GKとして出れるならそれが一番いい!」——Riruさん、プレミアでの出場機会に期待を寄せる声
- 「【超展開】鈴木彩艶、ウルトラどんでん返しでアストンヴィラ電撃移籍wwwwwww」——福路太一(本隊)さん(パロディアカウント)、あまりの急展開に思わずツッコミ
- 「まだ鵜呑みに出来ないけれど #鈴木彩艶 はアストンヴィラへ🥳 ただし エミリアーノ・マルティネスがユーベに移籍出来ることが条件 一旦消えた話だがエミマルの移籍金で歩み寄る方向らしい」——PAPAさん、マルティネスの動向が鍵であることを的確に指摘
移籍情報の性質上、PSG・ユベントス・アストン・ヴィラの3クラブが絡み合う状況はまだ流動的。次に鈴木彩艶がプレーするのがパリなのか、トリノなのか、それともプレミアリーグのバーミンガムなのか——続報が入り次第、改めてお伝えしたい。
SV編集長:プライベート機まで用意して土壇場で破談というのは移籍市場でも珍しい部類。代理人の手数料交渉がここまで大きな移籍を止めてしまう生々しさに、改めて驚かされました。
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