ドジャースが8月8日(日本時間9日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で延長10回の死闘の末に2-1で勝利し、球団ワーストの7連敗をようやくストップした。山本由伸が5回2/3を無失点と好投しながら白星がつかず、守護神エドウィン・ディアスは前日に続いて2戦連続の救援失敗という展開の中、最後は大谷翔平が決勝の適時打を放ってチームを救った。

延長10回までもつれた死闘の顛末
山本由伸の好投で作った1点リードを、9回に守護神ディアスが守り切れず同点に追いつかれるという、8月7日(日本時間8日)の試合とほぼ同じ展開が再び起きた。ディアスは先頭から2者連続の三塁打を浴びて同点とされ、試合は延長戦へ突入。それでもドジャースは10回2死一塁・三塁の好機で大谷翔平が投手の意表を突く適時内野安打を放ち、値千金の決勝点を演出した。最終的にディアスがこの回の投手として勝利投手の権利を得るという、皮肉な巡り合わせの中での連敗ストップとなった。8月2日から続いていた今季ワーストの7連敗が、ようやく過去のものになった瞬間だった。
山本由伸、今季21度目の先発は今季屈指の内容も白星は持ち越し
この日最大の収穫は、山本由伸の投球内容そのものだった。5回2/3を107球で被安打3・奪四球6という安定感で、失点はゼロ。序盤からコーナーへの制球が冴え渡り、中盤に2試合連続で先頭打者にヒットを許す場面があったものの、後続を断って無失点をキープし続けた。チームが1点リードのまま降板したため12勝目の権利こそ持ち越しとなったが、7連敗という重苦しい空気の中でエースらしい仕事をやり切った内容は高く評価できる。打線の援護が薄く白星に届かない「好投も勝ち星なし」というパターンは今季すでに何度か見られており、山本自身のクオリティが評価されにくい巡り合わせが続いている点はやや気がかりでもある。
守護神ディアスの誤算、なぜ2戦連続で9回を託されたのか
今回最大の焦点は、やはりクローザーのエドウィン・ディアスだ。前日8日の試合でサヨナラ被弾を喫したばかりの守護神が、中1日を空けずに再び9回のマウンドに送られ、そこで2者連続三塁打を浴びて同点に追いつかれた。結果的にチームは連敗を止めたものの、海外ファンの間では「なぜ2試合連続で彼を9回に起用したのか理解できない」という起用法そのものへの疑問の声が強く上がっている。故障からの復帰後、ポストシーズンに向けて信頼を取り戻したいディアスにとって、この2試合は明らかに重い足かせとなっている。
ファンの反応
試合後、ドジャース公式が投稿した「Same, Shohei.(それな、翔平)」という一言とともに、両手を握り空を見上げて安堵する大谷の写真が話題になった。デイリースポーツによれば、この一枚を受けてファンからは以下のような反応が寄せられている。
- 「さすがの大谷さんでもホッとしてる」――普段は感情をあまり表に出さない大谷が見せた素直な安堵の表情に驚く声
- 「翔平かわいい」――決勝打を放った直後の表情そのものへの好意的な反応
- 「ドジャースファン全員の気持ち表してるやん」――大谷の表情をファン自身の心境と重ねる声
- 「待ってました ここから勝ち星積み上げていこう」――連敗脱出を素直に喜び、反転攻勢に期待する声
海外のファンからも多くの反応が寄せられた。以下、翻訳して紹介する。
- Dodger Insider(球団公式ブログ)「ドジャースが、1週間以上ぶりについに勝者側に立った。そこにたどり着くまでには延長戦でのチーム一丸となった戦いが必要だった」――苦しかった連敗期間の重さを物語る一言
- Bullish_By_Nature(認証済みアカウント)「ドジャースはもうエドウィン・『ブローンセーブ』・ディアスのサンプルサイズを十分に集め終えたはずだ。なぜまた9回のクローザーに起用されたのか理解できない」――起用法そのものへの率直な疑問
- Eric Beckman(認証済みアカウント)「@Dodgers アンドリュー・フリードマンへ、全ドジャースファンを代表してお願いします。エドウィン・ディアスを外してください。またしても救援失敗です。彼はポストシーズンのクローザーには絶対になれません。もう完全に自信を失っています」――かなり厳しいトーンの批判
- Christian Gerald「また今日もディアスの救援失敗 #Dodgers」――皮肉交じりの一言
- Ride The Pine(認証済みアカウント)「2025年、ドジャースは27個のセーブ機会を逃し、メジャー全体でワースト6位タイだった。この課題を解決するため、球団はエドウィン・ディアスと救援投手史上最大級の契約を結んだ」――今季の不安定さを裏付ける統計データの紹介
- Blank Compton「うちの息子たちはしょげ返ってたよ」――9回の同点劇にがっかりする子どもファンの様子を伝える投稿
- Dodgers da Massa(ブラジルのファンアカウント、ポルトガル語から翻訳)「勝利!!かなり大変な、最も複雑な出産のような試合だった。10回、ディアスがまたしても救援失敗(最終的には勝利投手になったが)した後だったけど、連敗は脇に置いて、新しい連勝街道を歩み始めよう。次の試合が楽しみだ! #Dodgers」――苦しみながらも前向きに切り替えるファンの声
SV編集長:山本由伸が無失点で試合を作ったのに白星がつかず、代わりにディアスが救援失敗のまま勝利投手になるという巡り合わせの皮肉さが今回いちばん印象に残りました。それでも最後に大谷が仕事をして連敗を止めたところがドジャースらしいというか、頼れる主役がいるチームの強さを感じます。
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